2020-06-03 第201回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
なぜダム直下で放流水により死亡者が出たのか、それに対してその後どのような対策を立てたのか、国土交通省さんの方にお願いをいたします。
なぜダム直下で放流水により死亡者が出たのか、それに対してその後どのような対策を立てたのか、国土交通省さんの方にお願いをいたします。
資料九にお示ししましたが、ダム直下の西予市野村町では、川沿いの家屋が二階まで浸水し、残念ながら犠牲者も出ています。野村ダムの管理所にも伺いましたが、ダムの計画では二日雨量で最大三百六十五ミリ、その雨を対象としているのに対しまして、今回の豪雨ではそれを大きく上回って二日で四百二十一ミリ降っております。
成瀬ダムは、治水効果といたしまして、ダム直下で約九割の流量を減少させるだけではなく、基準地点であります椿川におきましても流量を低減するなど、全川にわたり効果を発揮するものでございます。
まず、視察しました本名ダム下流におきましては、洪水時における放流によって、ダム直下に架設されていたJR只見線の第六只見橋梁が流失するとともに、護岸がえぐられ住宅二軒が流失したとのことでした。
たまたま、エピソードですけれども、高知県に早明浦ダムというダムがありまして、ダム特措法ができる直前のダムでございまして、まさに地域にお金やいろいろな援助が、今はあるんですけれども、来ないままダムがつくられて、そして、当然のように、ダム直下の下流域は直轄管理区間じゃないんですね。
委員おっしゃるとおり、この三月二十三日にこれまでの検討結果を踏まえた提言を取りまとめて、宮中ダム直下で毎秒四十トン以上を確保すべき、魚道等の構造改善が行われるべき、河川環境の調査等を継続するなどとされたところでございます。このオブザーバーも含めまして関係者につきましては、この提言を踏まえて、河川環境と水利用の調和に向けた努力を継続すべきと考えております。
委員おっしゃるとおり、提言におきましては、宮中取水ダム直下で毎秒四十トン以上の河川流量を確保すべきとされておりますが、同時に、確保することとなる河川流量は、関係者による望ましい河川環境の確保に向けての今後の取組を経て決まるものであるが、このときにその流量が、先ほど申し上げた四十トン以上であるとすべきであるというふうに提言されております。
さらに、平成二十一年三月二十三日には第十九回の協議会を開催しまして、これまでの検討結果を踏まえた提言が取りまとめられておりまして、西大滝ダム直下で川に流れる流量が毎秒二十立方メーター以上、宮中取水ダムで毎秒四十立方メーター以上を確保すべきである、また、魚道等の構造改善が行われるべきである、河川環境の調査等を継続すべきである等とされているところでございます。
今後、その更新に向けた協議に入ることとなりますけれども、国土交通省といたしましては、先ほどの協議会での提言、ダム直下二十トン以上、魚道等の構造改善、河川環境の調査等を継続ということを踏まえまして、適切な措置がとられるよう東京電力に働きかけてまいる所存でございます。
一方、紀伊丹生川ダムは、ダム直下では千三百七十トンの削減と計算しているものの、基準地点船戸での効果量は毎秒五百トンで、一万六千トンの三%程度であります。この程度の効果なら、保水効果のほかに土砂の流出を防ぐ効果を持つ流域の森林を保全した方が、環境面その他の面も含めて効果的と考えますが、いかがですか。 できるだけこれも簡明にお答えをいただきたいと思います。
先ほど申し上げましたように、ダム直下につきましては、早明浦ダムの建設事業、あるいは災害復旧対策事業というもので現在対策をやっておる最中でございます。また、放流に伴う下流の護岸の強化あるいは堤防の強化、これにつきましては、直轄、補助を問わず十分調査して、その対策につきましては促進してまいりたいというふうに考えています。
そういうことで、ダム周辺で住宅が危険に瀕しておりますし、ダム直下の地域とその両方の地域につきまして、その住宅を移転していただきたいということで、すでに地元の町村間に、そこにおられます皆様方の了承を得て、現在、その土地及び家屋につきまして調査を実施いたしておるところでございます。
○栂野政府委員 ダム直下の護岸工事でございますけれども、災害を受けまして、現在、災害復旧工事で鋭意やっておる次第でございます。 完成の目標でございますけれども、ことしの出水期前に完成をさせたいということで、現在スピードアップしているわけでございます。
だから、そのことを非常にやはりダム直下の人が心配しておるんですね。だから、この間来たときにも、関東大震災のときにずいぶん丹沢山系では岩石の崩落があった。そういうことについて調べておるのか、データがあったら出してくれと言ったけれども、建設省の方ではそういう資料はありませんと言う。
しかしながら、ダム直下のいわゆる減勢工といいますかエネルギーを落とす工事、あるいは河道の整備、それから貯水池周辺の地すべりその他の周辺の防護というものにつきましては、一層充実を図って、十分検討していきたいというふうに考えてございます。
通常のダムから放水をいたしますと、大体ダム直下からせいぜいダムの高さに若干加わったぐらいの延長の中で、ダムの流水の落下エネルギーが吸収されるわけでございます。その辺につきましては、模型をつくりまして水理実験等を従来も重ねておりますし、去年以来その勉強もしておるわけでございます。したがいまして、われわれといたしましては、ダムの影響区間というのは直下一キロ全体であるとは考えておりません。
○佐々木説明員 ダム直下の災害の復旧につきましては、直轄の災害復旧あるいは水公団の事業その他でいたします。また、将来ダムから放水するであろう量につきましては操作規則を定めまして、その量に対応するような河道づくりについては早急に実施いたす所存でございます。
○参考人(大橋文雄君) 第二点の、ダム直下の吉田橋上流の本山町の大又地区及び土佐町中島地区の家屋移転でございますが、これも関係機関と協議して対策を講じてまいる所存でございます。 それから護岸につきましても、同様に建設省とよく話し合いまして、対策を考えていただくように努力いたす所存でございます。
○佐々木説明員 大又部落の移転問題につきましては、先生も御存じと思いますが、ダム直下の部分につきましては、工事中に移転をしていただく機会が二度ばかりございまして、そういった措置もとったわけでございまして、現在九戸のお宅が残っておるわけでございますが、これにつきましては、先ほど申しましたように減勢効果をさらに十分にするということで進めたいとわれわれも思っておるわけでございますが、先生お話の移転の要望につきましては
これは水のエネルギーを抑制するためにつくられたと、こう言うのですけれども、これが壊れるというのは、設計が、こういう早明浦ダムというずいぶん問題もあり、しかも三百何十戸が湖底に沈む巨大なダムですから、そういうダムが建設される場合に、そのダム直下の堰堤あるいは公共事業が粉砕されるなどということはちょっと考えられないわけですよ。ずいぶんずさんなものだなという感じもするわけですよね。
ところが、私はきのうこれにつきまして鈴木水力課長さんと電話でいろいろ話しましたところが、課長さんの返事だと、ダム直下八十メートルのところに岸石があった。岩石取り除きの約束があった。これは認めたのです。ところが四国電力の工事記録には、岩石取り除きの記録がないとおっしゃるのですね。そうして鹿島建設が岩石取り除きの工事を請け負っていた。
○説明員(藤井孝君) 穴内川の災害につきましては、これは昭和四十三年八月の台風第十五号の集中豪雨及び異常出水によりまして、ダム直下につきましては、両岸のコンクリート護岸が左岸では九十三メートル、右岸で百十メートルにわたって倒壊しております。それから下流のほうにおきましても、河川敷内の農地とか農作物、木材、家財等が流失するというような災害がございました。
もう一つは例の佐久間ダム直下の浦川地内に大浸水があったわけであります。
ところがじんかいがたまりましたので、じんかいを処理するため第三号ゲートを締めまして、第四号ゲートの流芥ゲートというのがございますが、その流芥ゲートの操作に入りましたときに、第三号ゲートがダム直下流に崩落したという事情でございます。その結果、ダムはほぼ満水に近い状態でございまして、ダムから毎秒約五百トンの放流が行なわれました。
一般的に申し上げまして、ダムの災害の場合に、先ほど米田先生からおっしゃられましたとおり、ダム直下流の災害の問題、あるいはダムの上流の堆積による高水位上昇による災害の問題等、それから、放流の際の問題、非常放流の場合の問題、いろいろ分けられますが、ただいまお尋ねの上流の堆積土砂による高水位の上昇によって被害が生じたというような問題だと思います。
内容的にはいろいろ複雑な関係もあるようですから、一がいに言えぬと思いますが、まあいまよく問題になるのは、ダムの上流の問題と下流の問題とに分けてみると、上流では計画の高水量よりも計画以上の洪水が出た場合の問題、それからそのダムの操作が規定のとおりに行なわれたかどうかの問題、それからダムの上流部で土砂がかなり堆積をしたために起きた問題があり、下流のほうではダムの直下流で相当な高水量の場合に、予期しないダム直下流
奥只見発電所建設計画は、只見川と北ノ岐川との合流点須原口より下流一・五キロメートルの地点に高さ百五十七メートル、体積百六十一万二千立米の直線重力式コンクリート・ダムを設け、総貯水量約六億立方メートル、有効貯水量約四億六千万立方メートルの大貯水池を作り、またダム直下の右岸に地下発電所を設けて、最大出力三十六万キロワット、年間可能発生電力量五億三千四百万キロワット・アワー、下流増加電力量二億四千八百万キロワット・アワー
次に電発の御母衣ダムは、庄川上流白川村に高さ百三十一メートル、堤長四百五メートルのロックフィル・ダムを築き、ダム直下九十メートルの地下に発電所を設け、延長約九キロの放流路により下流の鳩ケ谷調整池に放水し、最大出力二十一万五千キロワットを得るほか、下流既設七発電所の電力量を増加するものであります。その総工事費三百七十億円で、昭和三十一年四月着工、完成は三十六年になる見込みであります。